2014年 04月 08日
魔法武器の見かけの発動率
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テーベ武器など魔法が発動する武器には発動率が設定されていますが、この発動率が、実際にやってみると少し低くなってしまうという現象が起きます。
たとえばテーベ武器であれば、魔法(チェイサー)が発動している3秒間は、追加でチェイサーが発動することはありません。そのため本来の発動率(真の発動率)よりも、見かけの発動率が低くなってしまいます。
本来の発動率から、この見かけの発動率を求める式として、「おおきくなりません」さんの導き出した式があります。
それが、
見かけの発動率 = 真の発動率 / ( 1 + ディレイ * 命中率 * 真の発動率 / 攻撃間隔 )
という式です。一般的にはチェイサー用の式として、
q' = q/(1+3pq/T)
として知られています。
なおディレイというのは、チェイサーで言えば、魔法が発動している3秒間のことです。
式が導き出された過程については上記リンク先を参照してもらえばいいのですが、それだと理解できないという人も多いだろうので、実際の攻撃に照らした図を作ってみました。
こうして、各攻撃を分類することで(おおきく~とは違った過程で)見かけの発動率を導き出してみました。
Xは"1回のディレイ中の攻撃回数"(発動した攻撃自体は含まない)であり、とりあえず X=ディレイ/攻撃間隔 として求めることができます。この場合、おおきく~の式と同じになります。
●ディレイが攻撃間隔の倍数のときはどうなるか?
Xはあくまで"1回のディレイ中の攻撃回数"です。
たとえば「ディレイ3秒、攻撃間隔1秒」の場合の3秒後をどう判断するか。
ぴったり3秒後にはディレイが解除されているとすれば、"1回のディレイ中の攻撃回数"は2であり、X=2です。そうでないならX=3です。
つまり、ぴったり3秒後にはディレイが解除されているとするなら、X=ディレイ/攻撃間隔 として計算すると間違いになります。
ぴったり3秒後にはディレイが解除されているとして計算をしたいなら、
X' = ディレイ/攻撃間隔 *発動した攻撃を含む
とした上で、
ディレイ中の攻撃回数(発動した攻撃を含まない) = Np(X'-1)
となるため、見かけの発動率は、
q'' = q/(1+pq(X'-1))
となります。
こちらはELF.COM.BATさんのシミュレータに採用されている式と同じになります。
たとえばテーベ武器であれば、魔法(チェイサー)が発動している3秒間は、追加でチェイサーが発動することはありません。そのため本来の発動率(真の発動率)よりも、見かけの発動率が低くなってしまいます。
本来の発動率から、この見かけの発動率を求める式として、「おおきくなりません」さんの導き出した式があります。
それが、
見かけの発動率 = 真の発動率 / ( 1 + ディレイ * 命中率 * 真の発動率 / 攻撃間隔 )
という式です。一般的にはチェイサー用の式として、
q' = q/(1+3pq/T)
として知られています。
なおディレイというのは、チェイサーで言えば、魔法が発動している3秒間のことです。
式が導き出された過程については上記リンク先を参照してもらえばいいのですが、それだと理解できないという人も多いだろうので、実際の攻撃に照らした図を作ってみました。
こうして、各攻撃を分類することで(おおきく~とは違った過程で)見かけの発動率を導き出してみました。
Xは"1回のディレイ中の攻撃回数"(発動した攻撃自体は含まない)であり、とりあえず X=ディレイ/攻撃間隔 として求めることができます。この場合、おおきく~の式と同じになります。
●ディレイが攻撃間隔の倍数のときはどうなるか?
Xはあくまで"1回のディレイ中の攻撃回数"です。
たとえば「ディレイ3秒、攻撃間隔1秒」の場合の3秒後をどう判断するか。
ぴったり3秒後にはディレイが解除されているとすれば、"1回のディレイ中の攻撃回数"は2であり、X=2です。そうでないならX=3です。
つまり、ぴったり3秒後にはディレイが解除されているとするなら、X=ディレイ/攻撃間隔 として計算すると間違いになります。
ぴったり3秒後にはディレイが解除されているとして計算をしたいなら、
X' = ディレイ/攻撃間隔 *発動した攻撃を含む
とした上で、
ディレイ中の攻撃回数(発動した攻撃を含まない) = Np(X'-1)
となるため、見かけの発動率は、
q'' = q/(1+pq(X'-1))
となります。
こちらはELF.COM.BATさんのシミュレータに採用されている式と同じになります。
by tuls
| 2014-04-08 03:02
| 【リネ】考察・実験