2006年 08月 05日
2004年のたるたるを思い出してみる
|
生まれ変わる前のたるたるは、いったいどんな姿だったのか。いまとなっては想像することも難しくなっていく。
ふとしたキッカケがあったので、生まれ変わるまえ、Lv49を這い抜けようとして失敗したたるたるの経験値を、SSを元にして追ってみた。
49になったのが2003年12月3日。それからほぼ一年後の2004年12月に48へ出戻り。一気の転落。翌年の1月にはもう48の50%近くまで落ちている。
(なお最初の49でのEND回数は15回のはずだが、この表では12回しかない。あとの3回はどこでENDしたのか分からない。後述するが、3日で経験値を稼いでENDして復旧して元の経験値に戻っていれば、SSを撮っていなければ、推移からはまったく分からない。)
記念すべき49初ENDはTOI低層。わずか1秒ラグが起きたあいだにメデュのタゲが移り、END。POTを押したが使われた形跡はなかった。
当時のたるたるは、TOIだろうとMLCだろうと1秒あればENDできた。まだ、“たるたげ”という言葉が生まれていなかった頃だ。
じりじりと経験値を上げていた10月まで。
何度かENDはしているものの、経験値自体は一定のペースで上がっている。この一定のペースというのがくせ者だ。
END後にがんばって戻した訳ではないようだ。よく見てみると、どのようにたるたるが死んでいたのかが分かる。
死ぬ前に必ず経験値がクイッと伸び上がっている。
私のプレイスタイルは基本的に、上げるときは短期間で集中的に上げて、あとはのんびり。しばらくしてまた短期間で集中して上げる……という形をとる。それは今も変わらない。
推移をよく見てみよう。
経験値を貯めるべくがんばる時期が訪れると、クイッと経験値が上がる。しかし数日後、数%上げたところでENDして経験値が下がり、復旧してちょうど元の経験値になる。
数日がんばって稼いだ経験値が吹き飛ぶどころかマイナス。それをせめて元の位置へ戻すために、その数日がんばって貯めた金を復旧代に当てる。それを繰り返している。
がんばってもがんばらなくても、経験値は増えない、という状況がこの表からも分かる。
この頃、アデナがまったく無かった訳ではないが、しかし、復旧代をどうしようかと迷ってしまう程度には貧乏だった。当時は謎だった。WIZなのにアデナがないなんて。
今なら理由が分かる。……レアが出ないから。この一言に尽きる。
あと、ROMPなどの当時まだ高額だった装備を買っていたからだ。その金で楽にOE1周はできた。
狩りをすれば金も経験値も増えると言うが、当時のたるたるは、狩りをしても金も経験値も増えなかった。いっそ頑張らない方が一定のペースで無理なく着実に伸びた。
10月。
アデンの影のイベントが始まり、あのリザ砂漠でのENDが起きた。たるたるが死に至る最初の一歩だ。
直後に頑張って経験値を戻そうとした様子がうかがえる。まだ経験値は20%。イベント中でアデナを稼いでいなかったこともあり、復旧をしないまま、ナナミィと一緒により経験値の稼げる狩り場も探した。
その結果、経験値は急速に戻ろうとしたが、慣れないTOI31FでEND。
ショックを癒すため……というか逃避のためか、イベントに傾倒する。しかしそれも罠だった。
4日後。アデンの影のイベントが佳境へ。あのバンディット一家だ。24時間で3END。
気づいたら引くに引けないところまで落ちている。もはや非安全圏が目前。
さすがにヤバイと考え必死で経験値を稼ぐ。頑張ったときの結末は言わずもがな。2日後にはさらに1ENDを加え、ついに非安全圏へ。
頭を冷やし、いつもののんびりペース……よりもやや速めに経験値を戻す。
安全圏到達が見えた4.90%。手を伸ばすが届かず……。とうとう48へ転落。
復旧するか悩む。これまでの多くの経験では、こういう場合、3%を稼ぐまでに1ENDしている。復旧しても安全圏に行くまで持ちこたえられるか?
悩んだ末、2.5%いってから復旧しようと決める。
ふたたび49へ。決意を新たにするもつかの間、0.59%でEND。48の83%へ転落。
「復旧ぐらいすれば?」とナナミィに呆れられるが、正直、手元にはぎりぎり1回分の復旧代しかなかった。しかもいまは48の83%ではなく、私にとっては、49の-5%なのだ。
これを安全圏の5%まで持って行くためには、やはり2.5%までは我慢すべきだ。
そう考えて復旧を後回しに。しかし、それは杞憂だった。
順調に経験値を戻しつつ、年が明けて新年クラハン。FIで我々は全滅する。48の91%だった。
その直後、それでも経験値を取り戻そうと踏ん張っている様子が経験値の推移からも見て取れるが、同時に、そこからENDを加えるたびにその勢いがしぼみ、ついには心が折れた。真っ逆さまの3連続END。このとき、たるたるは死んだ。
この後、表のすぐ右側外。4月にARを手に入れたことで、たるたるは甦る。いや、生まれ変わった。
そのあとは、今までのことが嘘のように着実に経験値を積み重ね、年末にはとうとうレベル50を達成する。
もしも、今の私が、当時のたるたるに、たった1つ何かアドバイスをするとしたら。
MBを外してBBにしろと言う。
当時たるたるはWIZ=MBだと思っていた。
HP250とHP300の違いは果てしない。このたった50を体験したことがないばかりに、たるたるは、今の自分で何とかできるはずだと思いこんだ。お前に足りないのは、技術でも時間でも根性でもなく、ただHPだと教えてやりたい。
その後、たるたるがなぜ、HPの重要性を知るに至ったか。それは単純で、別キャラでCON型のWIZを育てたからだ。
レベル45にも満たないうちに、すでにHPではたるたるの上を行った。そして、たるたるでは危険だったMLCを、たるたるよりも悪い装備で、ほとんど死なずに闊歩した。
HPの余裕は操作の余裕。正直、「CON型ってこんなに楽なの!?」と驚いた。
やがてARを手に入れ、MPRに余裕のできたたるたるは、MAXMPを犠牲にしてでもBBやSBを使うという選択肢を手に入れた。ADSPも覚え、HPは常に350近い。
そういう余裕が出てきたことによって、ようやく、リネの中には“たるたげ”というものが存在することを認知するに至った。それまでは、訳も分からず死んでいただけだった。
そして今やカーツ。このまま行けばいつかはDK。
生まれ変わったたるたるの進撃は続く。
……つっても、やるときはやるよ。たるたるだもん。
ふとしたキッカケがあったので、生まれ変わるまえ、Lv49を這い抜けようとして失敗したたるたるの経験値を、SSを元にして追ってみた。
49になったのが2003年12月3日。それからほぼ一年後の2004年12月に48へ出戻り。一気の転落。翌年の1月にはもう48の50%近くまで落ちている。
(なお最初の49でのEND回数は15回のはずだが、この表では12回しかない。あとの3回はどこでENDしたのか分からない。後述するが、3日で経験値を稼いでENDして復旧して元の経験値に戻っていれば、SSを撮っていなければ、推移からはまったく分からない。)
記念すべき49初ENDはTOI低層。わずか1秒ラグが起きたあいだにメデュのタゲが移り、END。POTを押したが使われた形跡はなかった。
当時のたるたるは、TOIだろうとMLCだろうと1秒あればENDできた。まだ、“たるたげ”という言葉が生まれていなかった頃だ。
じりじりと経験値を上げていた10月まで。
何度かENDはしているものの、経験値自体は一定のペースで上がっている。この一定のペースというのがくせ者だ。
END後にがんばって戻した訳ではないようだ。よく見てみると、どのようにたるたるが死んでいたのかが分かる。
死ぬ前に必ず経験値がクイッと伸び上がっている。
私のプレイスタイルは基本的に、上げるときは短期間で集中的に上げて、あとはのんびり。しばらくしてまた短期間で集中して上げる……という形をとる。それは今も変わらない。
推移をよく見てみよう。
経験値を貯めるべくがんばる時期が訪れると、クイッと経験値が上がる。しかし数日後、数%上げたところでENDして経験値が下がり、復旧してちょうど元の経験値になる。
数日がんばって稼いだ経験値が吹き飛ぶどころかマイナス。それをせめて元の位置へ戻すために、その数日がんばって貯めた金を復旧代に当てる。それを繰り返している。
がんばってもがんばらなくても、経験値は増えない、という状況がこの表からも分かる。
この頃、アデナがまったく無かった訳ではないが、しかし、復旧代をどうしようかと迷ってしまう程度には貧乏だった。当時は謎だった。WIZなのにアデナがないなんて。
今なら理由が分かる。……レアが出ないから。この一言に尽きる。
あと、ROMPなどの当時まだ高額だった装備を買っていたからだ。その金で楽にOE1周はできた。
狩りをすれば金も経験値も増えると言うが、当時のたるたるは、狩りをしても金も経験値も増えなかった。いっそ頑張らない方が一定のペースで無理なく着実に伸びた。
10月。
アデンの影のイベントが始まり、あのリザ砂漠でのENDが起きた。たるたるが死に至る最初の一歩だ。
直後に頑張って経験値を戻そうとした様子がうかがえる。まだ経験値は20%。イベント中でアデナを稼いでいなかったこともあり、復旧をしないまま、ナナミィと一緒により経験値の稼げる狩り場も探した。
その結果、経験値は急速に戻ろうとしたが、慣れないTOI31FでEND。
ショックを癒すため……というか逃避のためか、イベントに傾倒する。しかしそれも罠だった。
4日後。アデンの影のイベントが佳境へ。あのバンディット一家だ。24時間で3END。
気づいたら引くに引けないところまで落ちている。もはや非安全圏が目前。
さすがにヤバイと考え必死で経験値を稼ぐ。頑張ったときの結末は言わずもがな。2日後にはさらに1ENDを加え、ついに非安全圏へ。
頭を冷やし、いつもののんびりペース……よりもやや速めに経験値を戻す。
安全圏到達が見えた4.90%。手を伸ばすが届かず……。とうとう48へ転落。
復旧するか悩む。これまでの多くの経験では、こういう場合、3%を稼ぐまでに1ENDしている。復旧しても安全圏に行くまで持ちこたえられるか?
悩んだ末、2.5%いってから復旧しようと決める。
ふたたび49へ。決意を新たにするもつかの間、0.59%でEND。48の83%へ転落。
「復旧ぐらいすれば?」とナナミィに呆れられるが、正直、手元にはぎりぎり1回分の復旧代しかなかった。しかもいまは48の83%ではなく、私にとっては、49の-5%なのだ。
これを安全圏の5%まで持って行くためには、やはり2.5%までは我慢すべきだ。
そう考えて復旧を後回しに。しかし、それは杞憂だった。
順調に経験値を戻しつつ、年が明けて新年クラハン。FIで我々は全滅する。48の91%だった。
その直後、それでも経験値を取り戻そうと踏ん張っている様子が経験値の推移からも見て取れるが、同時に、そこからENDを加えるたびにその勢いがしぼみ、ついには心が折れた。真っ逆さまの3連続END。このとき、たるたるは死んだ。
この後、表のすぐ右側外。4月にARを手に入れたことで、たるたるは甦る。いや、生まれ変わった。
そのあとは、今までのことが嘘のように着実に経験値を積み重ね、年末にはとうとうレベル50を達成する。
もしも、今の私が、当時のたるたるに、たった1つ何かアドバイスをするとしたら。
MBを外してBBにしろと言う。
当時たるたるはWIZ=MBだと思っていた。
HP250とHP300の違いは果てしない。このたった50を体験したことがないばかりに、たるたるは、今の自分で何とかできるはずだと思いこんだ。お前に足りないのは、技術でも時間でも根性でもなく、ただHPだと教えてやりたい。
その後、たるたるがなぜ、HPの重要性を知るに至ったか。それは単純で、別キャラでCON型のWIZを育てたからだ。
レベル45にも満たないうちに、すでにHPではたるたるの上を行った。そして、たるたるでは危険だったMLCを、たるたるよりも悪い装備で、ほとんど死なずに闊歩した。
HPの余裕は操作の余裕。正直、「CON型ってこんなに楽なの!?」と驚いた。
やがてARを手に入れ、MPRに余裕のできたたるたるは、MAXMPを犠牲にしてでもBBやSBを使うという選択肢を手に入れた。ADSPも覚え、HPは常に350近い。
そういう余裕が出てきたことによって、ようやく、リネの中には“たるたげ”というものが存在することを認知するに至った。それまでは、訳も分からず死んでいただけだった。
そして今やカーツ。このまま行けばいつかはDK。
生まれ変わったたるたるの進撃は続く。
……つっても、やるときはやるよ。たるたるだもん。
by tuls
| 2006-08-05 12:15
| 【リネ】その他