2006年 12月 11日
タイガーテイム顛末
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別キャラでPIを歩いていたら茶色いものを発見。
うぉぉ。タイガー!
時間を見つけては、あるいはホセ通いのついでに、フラフラとPI後半部を歩くこと何ヶ月。やっと会えた!
そしてこのチャンスを逃す手はない! これまで繰り返してきた実験の成果を示すのだ!
とりあえず協力者としてナナミィを呼び出す。
まずは見張りを交代してもらい、たるたるを連れてこなければならない。
タイガーはじーっと止まっている。それを確認して、私は手を出さずに隣に立った。下手に手を出してたるたるがテイム出来なくなるのは困る。頼むから動かないでくれと必死に願うのだが、タイガーは呑気に前足など舐めている。
たまに来るモンスを退治するにも気を遣う。間違ってタイガーに攻撃したら終わりだ。
誰か通ってタイガーを攻撃したりしないかとヒヤヒヤしながら待った。今まで何度か目にしたタイガーやら紀州犬テイムでの結末は、名の知れない誰かが殺してしまうってパターンが多かった。それはちょっと悲しすぎる。
ナナミィから倉庫を出発したとの連絡が入った。早くしてくれと願う。というのもPI行きの船の時間が迫っているのだ。きっちり計算された固定ダメの出せるたるたるは本土にいる。これを逃せば40分後だ。
ギリギリまで粘ったが、ナナミィがもうすぐ後半部に来るというところで時間切れ。私はタイガーをその場に残し、たるたるでPI行きの船に乗り込んだ。
すぐにナナミィから、無事タイガーを見つけたとの報告が入った。
が、突然「すまん」とナナミィが謝った。
めいっぱい積んできた目肉を地面に置いたら、それをタイガーが拾ってしまったというのだ。
ペットの積載量限界は目肉にして約150個(つまり1500)。
タイガーの拾った目肉は50個。それだけチャンスは潰れるわけだが、まあ、まだ100回はチャレンジできる。それに魔法テイム後に解放すれば、もう150回いける。
しかし、それでナナミィが思いつく。
目肉を点々と置いていけば、攻撃しないでタイガーを誘導できるんじゃ? と。
この場所では他のモンスが来るし、人目につきやすいってことで、さっそくナナミィは目肉をエサにしてタイガーを岸壁まで誘導した。そこなら人も通らないしモンスも来ない。
あとはたるたるの到着を待つだけ。2人でのんびり、これからの作戦を練る。
たるたるを乗せた船がPIへと近づいた頃、「人が来た」とナナミィが言った。気づかれたか? 気づかれたっぽい。ドキドキしながらそんな会話をする。
そして急に沈黙。……どうした?
「その人が叩いちゃった……」
ナナミィが報告してきた。私は船を下りるところだった。
これまでの実験で、他の人が叩いたペットはテイムに制限が付くと分かっていた。基本的にはFA取った人がテイムするのが望ましく、それ以外の人は一切攻撃をしない。
ただ、攻撃が素手のような極小ダメージ、しかも1発だけなら、他の人がテイム出来ることが分かっていた。だからまだ大丈夫だと自分に言い聞かせ、PI後半部に急いだ。
たるたるが到着したとき、呆然とするナナミィと、「ごめん」と謝りながらぐるぐるその場を回っている男エルフがいた。
まず状況を正確に把握しようと思い、与えたダメージを聞いた。答えは「最初の1回と、ミスで3回」
最初に攻撃したあと、その場でぐるぐる回っている間にミスクリックで何度か攻撃してしまったそうだ。
私は思わず沈黙した。ナナミィからももはや言葉はない。
以前の実験では、たるたるが固定2ダメで10回殴ったペットは他の人がテイムできず、1回だけならテイムできた。
今の状況は、男エルフが4回殴っている。ダメはおそらく1~2を4回。
この状況で他の人がテイムできるかどうかは分からない。
数ヶ月目にしてようやく会えたタイガーだけど、もしもここで私がテイムを挑戦しようと殴れば、その時点で誰にもテイムできなくなる可能性がある。
もちろん自分でテイムをしたい。そのために実験をしているし、時間を見つけて毎日PI後半部を歩いたりしている。でも誰かがテイムしているところでもいいから見たいとも思う。だからこそ実験結果をここで公開もした。
断腸の思いではあったが、このタイガーは男エルフに譲ることにした。
「もうあなた以外ではテイムできない可能性が高い」から私たちは諦める旨を男エルフに伝え、私たちは倉庫へ戻った。残念ながらエルフでの固定ダメの出し方などは分からないので、助言できることもないし、男エルフにはヒールが必要な様子もなかった。
2人で落胆しながら狩りに行く準備をしていると、PI倉庫に男エルフが戻ってきた。他にほとんど人がいなかったから、男エルフは私たちに気づいただろうが、何も言わずに去っていった。テイムはどうなったのか気になったが、連れていなかったので、たぶん失敗したのだろう。
その後、気になることがあって実験をした。
その結果、以前の実験結果である「2人以上が攻撃したらテイムできない」というのが、間違っていることがわかった。
複数の人が大きなダメージを与えていても、CBで一度タゲをクリアにして、テイムする人だけがあらためてタゲを受ければ、テイム可能だった。これはPIのベアでも本土のコリーでも同じだった。
もちろん以前の実験結果にも自信はある。何度もやったから。だから、この短い間に仕様変更が入ったんだと思う。
これで、タイガーなどをテイムできる可能性があがるはず。これからはタイガーテイム成功の朗報をよく耳にするようになるかもしれない。
ただ……もしそうと知っていれば、あそこで諦める必要はなかった。それがちょっと心残りだ。
うぉぉ。タイガー!
時間を見つけては、あるいはホセ通いのついでに、フラフラとPI後半部を歩くこと何ヶ月。やっと会えた!
そしてこのチャンスを逃す手はない! これまで繰り返してきた実験の成果を示すのだ!
とりあえず協力者としてナナミィを呼び出す。
まずは見張りを交代してもらい、たるたるを連れてこなければならない。
タイガーはじーっと止まっている。それを確認して、私は手を出さずに隣に立った。下手に手を出してたるたるがテイム出来なくなるのは困る。頼むから動かないでくれと必死に願うのだが、タイガーは呑気に前足など舐めている。
たまに来るモンスを退治するにも気を遣う。間違ってタイガーに攻撃したら終わりだ。
誰か通ってタイガーを攻撃したりしないかとヒヤヒヤしながら待った。今まで何度か目にしたタイガーやら紀州犬テイムでの結末は、名の知れない誰かが殺してしまうってパターンが多かった。それはちょっと悲しすぎる。
ナナミィから倉庫を出発したとの連絡が入った。早くしてくれと願う。というのもPI行きの船の時間が迫っているのだ。きっちり計算された固定ダメの出せるたるたるは本土にいる。これを逃せば40分後だ。
ギリギリまで粘ったが、ナナミィがもうすぐ後半部に来るというところで時間切れ。私はタイガーをその場に残し、たるたるでPI行きの船に乗り込んだ。
すぐにナナミィから、無事タイガーを見つけたとの報告が入った。
が、突然「すまん」とナナミィが謝った。
めいっぱい積んできた目肉を地面に置いたら、それをタイガーが拾ってしまったというのだ。
ペットの積載量限界は目肉にして約150個(つまり1500)。
タイガーの拾った目肉は50個。それだけチャンスは潰れるわけだが、まあ、まだ100回はチャレンジできる。それに魔法テイム後に解放すれば、もう150回いける。
しかし、それでナナミィが思いつく。
目肉を点々と置いていけば、攻撃しないでタイガーを誘導できるんじゃ? と。
この場所では他のモンスが来るし、人目につきやすいってことで、さっそくナナミィは目肉をエサにしてタイガーを岸壁まで誘導した。そこなら人も通らないしモンスも来ない。
あとはたるたるの到着を待つだけ。2人でのんびり、これからの作戦を練る。
たるたるを乗せた船がPIへと近づいた頃、「人が来た」とナナミィが言った。気づかれたか? 気づかれたっぽい。ドキドキしながらそんな会話をする。
そして急に沈黙。……どうした?
「その人が叩いちゃった……」
ナナミィが報告してきた。私は船を下りるところだった。
これまでの実験で、他の人が叩いたペットはテイムに制限が付くと分かっていた。基本的にはFA取った人がテイムするのが望ましく、それ以外の人は一切攻撃をしない。
ただ、攻撃が素手のような極小ダメージ、しかも1発だけなら、他の人がテイム出来ることが分かっていた。だからまだ大丈夫だと自分に言い聞かせ、PI後半部に急いだ。
たるたるが到着したとき、呆然とするナナミィと、「ごめん」と謝りながらぐるぐるその場を回っている男エルフがいた。
まず状況を正確に把握しようと思い、与えたダメージを聞いた。答えは「最初の1回と、ミスで3回」
最初に攻撃したあと、その場でぐるぐる回っている間にミスクリックで何度か攻撃してしまったそうだ。
私は思わず沈黙した。ナナミィからももはや言葉はない。
以前の実験では、たるたるが固定2ダメで10回殴ったペットは他の人がテイムできず、1回だけならテイムできた。
今の状況は、男エルフが4回殴っている。ダメはおそらく1~2を4回。
この状況で他の人がテイムできるかどうかは分からない。
数ヶ月目にしてようやく会えたタイガーだけど、もしもここで私がテイムを挑戦しようと殴れば、その時点で誰にもテイムできなくなる可能性がある。
もちろん自分でテイムをしたい。そのために実験をしているし、時間を見つけて毎日PI後半部を歩いたりしている。でも誰かがテイムしているところでもいいから見たいとも思う。だからこそ実験結果をここで公開もした。
断腸の思いではあったが、このタイガーは男エルフに譲ることにした。
「もうあなた以外ではテイムできない可能性が高い」から私たちは諦める旨を男エルフに伝え、私たちは倉庫へ戻った。残念ながらエルフでの固定ダメの出し方などは分からないので、助言できることもないし、男エルフにはヒールが必要な様子もなかった。
2人で落胆しながら狩りに行く準備をしていると、PI倉庫に男エルフが戻ってきた。他にほとんど人がいなかったから、男エルフは私たちに気づいただろうが、何も言わずに去っていった。テイムはどうなったのか気になったが、連れていなかったので、たぶん失敗したのだろう。
その後、気になることがあって実験をした。
その結果、以前の実験結果である「2人以上が攻撃したらテイムできない」というのが、間違っていることがわかった。
複数の人が大きなダメージを与えていても、CBで一度タゲをクリアにして、テイムする人だけがあらためてタゲを受ければ、テイム可能だった。これはPIのベアでも本土のコリーでも同じだった。
もちろん以前の実験結果にも自信はある。何度もやったから。だから、この短い間に仕様変更が入ったんだと思う。
これで、タイガーなどをテイムできる可能性があがるはず。これからはタイガーテイム成功の朗報をよく耳にするようになるかもしれない。
ただ……もしそうと知っていれば、あそこで諦める必要はなかった。それがちょっと心残りだ。
by tuls
| 2006-12-11 22:12
| 【リネ】考察・実験>テイム